化粧品OEMを依頼する前に知りたいこと
ここでは、化粧品OEMの基礎知識を解説していくので、依頼前に押さえておきましょう。
化粧品のOEMってなに？
化粧品OEMとは、化粧品の製造を委託できるサービスのことです。化粧品の製造には、ラベル貼りやパッケージ梱包、発送業務なども含まれます。化粧品の企画・開発を自社で行うか、あるいは既製品の仕様を伝えて、OEM会社に外注します。ここでは、さらに化粧品OEMについて詳しく紹介しているので、依頼前に目を通してください。
化粧品のOEMとODMの違いは？
化粧品OEMとODMの区別は曖昧になってきていますが、一般的にOEMは製造のみ、ODMは企画開発から製造まで依頼できるサービスを指しています。ただ、近年ではOEMであっても企画開発を行っているケースがあるので、事前に確認が必要です。ここでは、それぞれのメリットを詳しく取り上げていきます。
化粧品OEM会社の選び方
化粧品OEM会社を選定する際は、得意分野・ロット数・開発力の3つを比較しましょう。化粧品の定義は広く、化粧水やメイクアップコスメ、香水やシャンプー、入浴剤や石鹸なども含まれるので、必ずOEM会社がどの領域に強みを持っているか確認してください。また、生産量も会社によってピンキリで10個程度から対応しているケースもあるため、要望の数に応じてOEM会社を選定する必要があります。さらに、OEM会社の選定方法を深掘りしているので、ぜひ判断の目安にしてください。
化粧品のOEM製造の費用は？
化粧品OEM製造費用は、製造する種類によって大きく異なります。また、ロット数に比例して料金が安くなることも。他の化粧品の種類についても費用目安を掲載しているので、依頼時にかかる費用の目安にしましょう。
化粧品のOEMを依頼すると、薬事法はどう関わる？
化粧品OEMを依頼する際は製造販売業許可を持つ業者を選定したうえで、製造元を表記してオリジナルブランドとして販売する分には資格の取得は必要ありません。ただし、自社ブランドとして製造元の表記なしで販売するのであれば、製造設備を保有して、かつ化粧品製造販売業許可を取得する必要があります。許可の取得について詳しく取り上げているので、OEM会社を探す前にチェックしましょう。
化粧品OEMは売れないって本当？
化粧品OEMは売れないと言われることも少なくありませんが、実際は企画開発次第だと言えます。OEM製品でなくとも売れ残る化粧品はたくさんあり、ブランディングや差別化が重要となってきます。ブランドの世界観を壊さない化粧品の販売で、競合他社の製品に埋もれないようにしましょう。ここでは、化粧品OEMで押さえておくべきポイントを解説しているので、売れる化粧品に仕上げる際に参考にしてください。
