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バーム(練り)

化粧品の剤型のひとつとして「バーム(練り)」があります。この記事では、バーム(練り)とはどのような特徴を持つ剤型なのかという点、さらにどのような種類があるのかといった内容についてまとめています。また、バームに配合されている成分や製造方法に加えて、OEM製造会社を選択する際に押さえておきたいポイントを紹介。

バームとはどのような剤型なのかを知り、自社の要望を満たす製品を製造できるOEM会社選びの参考にしてみてください。

OEM化粧品の剤型「バーム(練り)」とは

バーム(練り)の特徴

バーム(練り)とは硬めのクリームや練り状の剤型を指しています。

バームの特徴としては、粘度が高いことから容器を逆さまにしてもたれない程度の硬さを持っていることが挙げられるでしょう。必要量を手に乗せると、手の温度でバームが柔らかくなるため、滑らかな状態にしてから使用します。

クリームとはどのように違うのかという点ですが、クリームの場合にはテクスチャが柔らかく、水に馴染みやすいという点が挙げられます。また、バームはテクスチャが硬いという点が特徴です。浸透力が弱いため水分が蒸発しないように蓋をするといったイメージの化粧品になります。バームは染み込みにくいことから傷口のある肌でも優しくケアできる点も特徴のひとつといえるでしょう。

バーム(練り)の種類

バームにもいくつかの種類があります。どのようなものがあるのか紹介していきます。

クレンジングバーム

クレンジングの際に使用されるバームです。クレンジングバームは、ミルククレンジングとオイルクレンジングのいいところを活かしたようなイメージのクレンジング。使用する際には必要な量を手のひらに載せることで手の温度でクリーム状にしますが、クリーム状にすると粘り気が出てくる点が特徴。このことから、バームがクッションになって肌に必要以上の負担をかけずにメイク汚れを浮かせられます。

スキンバーム

オイルバームとは、油性のベース(ワセリンやシアバターなど)に、エッセンシャルオイルなどを配合して作られます。オイルといえば液体のイメージがありますが、オイルバームは液体ではなく固体の形で提供されることから、必要な量を救いやすいというメリットがあります。また、肌に塗布したときにもたれにくいため、乾燥が気になっている部分にピンポイントに塗ることができるという点もポイントとなっています。

バーム(練り)の配合成分

例えばオイルバームの場合には、ミツロウやワセリンといった油脂性の高い成分を使用し、半固形状にしたものが一般的となっています。

バーム(練り)の製造方法

バームは、体温によって柔らかくなるという点が特徴。そのため、それぞれの原料を入れるタイミングや温度、混ぜる条件などについて細かく設定を行い、絶妙な硬さの状態でバルクを製造します。さらに、そのバルクは、十分な温度管理がなされた環境で充填が行われています。詳細の製造方法については、OEM製造会社にお問い合わせください。

OEM製造会社の選び方

OEM製造会社を選ぶ際には、さまざまなポイントを見極める必要があります。

その中でも重要なのは、自分たちが求めている化粧品を作ることができる「処方開発力」や、製品を作るために必要な「製造設備」が管理されているかという点です。さらに、「品質管理」がしっかりと行われているかどうかと言った点もポイントとなってきます。設備がしっかりとしていて、処方開発力も優れているにもかかわらず品質管理を十分に行えないと、製品の品質を維持できないためです。

OEM化粧品は、メーカーによって得意な剤型・また対応できない剤型があります。そのため、どのメーカーがどの剤型に対応しているのかを十分に調査し、自社のニーズに合った製品を提供できるOEM製造会社を選びましょう。

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