東色ピグメント
メイクアップ化粧品のワンストップ製造に強みを持つ化粧品OEMメーカー「東色ピグメント」の特徴や品質管理体制について調査しました。
東色ピグメントの強み
メイクアップ化粧品の原料開発から行える
東色ピグメントは、単に受託型化粧品OEM企業としてだけでなく、原料開発・製造・処方化・製造化・品質保証など、一貫して総合的なサービスを提供するプロモーション型企業です。
粉体原料の開発から製品化までをワンストップで行えるのは希少であり、高い評価も受けています。
国内外に3拠点のグローバル体制
「地開、地産、地消」をグローバル化の基本方針に掲げ、マーケットのある場所で開発・生産・販売をするグローバル体制を行っています。
そのため、日本をはじめ、中国、シンガポールに生産拠点があり、現地のニーズに沿った開発提案をしています。高品質で付加価値の高い化粧品を、国内外の市場に提供できるシステムがあり、顧客ニーズに対応しています。
東色ピグメントの品質管理体制
安全性・安定性の担保
メイクアップ化粧品を中心に開発する東色ピグメントでは、メイクアップによる化粧効果だけでなく、肌にやさしいことも重要と考えています。
同時に、ユーザーが使用期間中に化粧品に変化が起こらないことも必要。これらの品質保証に対し、世界の安全性情報や技術情報を集め、原料の組合せなどから検討をし、サンプルの段階から基準を設けて安全性・安定性の確保をしています。
国内工場では、ISO9001、ISO22716も取得済みです。
品質保証部の姿勢
拠点ごと、製造工程ごとに厳しい工程検査を行い、最終的には各種検査項目に従って設計通りの製品であるかを検証し、製品化しています。
品質保証部では、顧客ごとに定められた規格を管理し、受入検査、工程検査、最終検査を実施しています。またデータに基づく第三者的立場からのフィードバックも行い、品質の維持向上を行っています。
東色ピグメントの技術力
オリジナル化粧品粉体原料の開発
東色ピグメントのオリジナル機能性粉体「TPパウダー」は、製剤に添加することで使用感や仕上がりに機能性を持たせることを実現した成分。
ベースメイクをはじめ、ポイントメイクの処方でもTPパウダーの使い方を提案していき、機能性のある素材の選択や、顔料を表面被覆、表面処理、ハイブリッド、プレミックスといった機能を付加することができます。
対応可能な製品カテゴリ
- ベースメイク
- ポイントメイク
- スキンケア
- UVケア
- 特殊加工アイテム
- 化粧品原料
東色ピグメントの対応力
より的確な処方のためのショールーム
東色ピグメントでは、顧客の要望をより具体的にヒアリングするために、実際に質感や色、使用感、カバー力などを体験できるショールームをオープンしています。
手に取って試すことができるため、より開発したい商品のイメージを明確にし、共有することができます。ショールームには、常に新しいトレンド情報や原料・製造工程などの資料を準備しています。
総合的なサービスを提供するCMS企業
CMSとはCosmetic Manufacturing Serviceの略で、顧客ニーズを出発点としたマーケティング・開発・生産・品質保証までの機能を構築し、総合的なサービスを提供することです。
東色ピグメントでは、CMS企業を目指し、化粧品に関わるすべての人と利益を共有し、一貫したソリューションを提供しています。
東色ピグメントのOEMの流れ
1.企画要望のヒアリング~企画提案
クライアントの要望をヒアリングし、企画を提案します。
2.原料・処方開発〜製品コンセプト決定
企画に基づいて原料・処方を開発し、クライアントによる製品コンセプトを決定します。
3.試作検討
試作品を作り、評価検討します。
4.評価・安定性テスト
試作品を評価し、安定性テストを行います。概算見積りを提出します。
5.製品仕様・規格決定
製品仕様・規格を決定します。最終見積りを提出します。
6.原材料手配
生産のための原材料を手配します。
7.生産・製品化
仕様に基づき、生産・製品化します。
8.製品検査
厳格な製品の検査を行います。
9.納品
クライアントの指定通り納品します。
10.フォローアップ
納品後もフォローアップを行います。
参照元:東色ピグメント公式HP
(https://www.toshiki-p.co.jp/)
東色ピグメントの会社概要
所在地 | 東京都港区芝5-31-17 PMO田町8階(本社/ショールーム) |
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設立年 | 1951年 |