日本ゼトック
チューブ製剤に強みを持つ化粧品OEMメーカー「日本ゼトック」の特徴や品質管理体制について調査しました。
日本ゼトックの強み
スクラブ(研磨剤)への自信
歯磨き剤「アパガード」でヒット商品を生んでいる日本ゼトックは、オーラルケア分野で長年培った特殊な技術と設備を有します。
洗顔料やパックなど、高粘度な化粧品の開発や製造を得意とし、特にスクラブ(研磨剤)には他にない原料や特殊加工原料まで数多く揃っています。
特殊な工場設備
歯磨き剤を多く手掛ける日本ゼトックには、一般的なOEMメーカーにはない工場設備や品質管理体制が整っています。それは、チューブ充填の技術です。
日本では希少なチューブケーカーとのドッキング工場を完備し、チューブの輸送コストや輸送時間の削減など、特殊な工場設備があります。
日本ゼトックの品質管理体制
厳格な品質管理と品質保証
口や肌に直接触れるからこそ、厳格な品質管理と品質保証を徹底しています。
品質管理に関する国際規格ISO9001を認証取得、さらにGVP(製造販売後安全管理基準)・GQP品質管理基準)の体制も強化し、GMPに準拠した品質管理体制を構築しています。
工場ではISO22716、ISO9001を認証取得、生産管理システムもしっかり整えて生産しています。
「あったらいいな」を形にするオリジナル開発
基礎研究から新しい効果のある材料を発見、製品化をする一方で、市場が求める「これまでになかった」「あったほうがいい」素材研究にも取り組んでいます。高機能・高付加価値・独創的な製品づくりに欠かせない、オリジナリティのある新たな処方を開発する力と、有効評価・安全評価を担う評価研究も充実しています。
日本ゼトックの技術力
高粘度な化粧品の開発・製造
オーラルケアの分野で培ってきた特殊な技術と設備を活かした、大量の粉体を配合した粘度の高い製剤の開発が得意です。
洗顔料やパック、スクラブ剤など、スクラブの種類とベースの種類を組み合わせたオリジナルのカスタマイズも可能。
日本では珍しいチューブ充填の設備もあるので、ジャー容器やチューブ容器での製品化を実現できます。
対応可能な製品カテゴリ
- スキンケア製品
- オーラルケア製品
- 健康食品
- 医薬品
- その他
日本ゼトックの対応力
薬事対応の豊富な実績
医薬部外品歯磨き剤での豊富な開発実績から、化粧品でも医薬部外品、指定医薬部外品などの実績が多数あります。
また、薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に抵触しないパッケージの表示面、広告表現などのサポートも行っています。
海外事業への拡大を推進
上海を中心に中国全土、マレーシア、タイ、台湾などASEAN諸国に、ODM事業とオリジナル製品事業の拡大を推進しています。
その国の事情や需要に合わせた商品開発、販売方法をマーケティングし、戦略的にチャレンジをしています。
日本ゼトックのOEMの流れ
1.ヒアリング
クライアントの要望、イメージをヒアリングします。
2.企画提案
ヒアリング内容から要望に合った企画を提案します。
3.製剤開発
製品試作を繰り返し、要望に沿った処方を開発、容器の選定も行います。
4.安定性試験
安定性試験を実施し、医薬部外品は薬事申請も同時に行います。
5.製品仕様決定
処方の安定性確認、医薬部外品は承認後に製品仕様が決定します。
6.見積り
決定した仕様により見積りを提出。
7.発注
数量、納期、納品場所を指定します。
8.製造・生産
徹底した製品管理、品質管理のもと、生産します。
9.フォローアップ
処方改良を含め、リニューアルの提案などサポートします。
参照元:日本ゼトック公式HP
(https://www.zettoc.co.jp/)
日本ゼトックの会社概要
所在地 | 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル12階(本社) |
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設立年 | 1954年 |